ドメスティック・バイオレンス/DV domestic violence
主に夫、または親密な関係にある男性から、妻・女性および家族に対して振るわれる暴力のこと。1970年代から欧米で表面化し、日本では90年代初めから問題になってきました。
家庭内暴力には、時おり振るわれるものから日常的なもの、ビンタから器物を使った殴打、極端な場合は刃物での傷害までさまざまなケースがあります。また、身体的暴力だけではなく言葉による暴力、生活費を与えないなどの経済的制裁、避妊に協力しないなどの性暴力も含まれます。
密室内の出来事なのでなかなか表面化しません。「恥ずかしい」あるいは周囲の無理解のため、他の人にもらせば更にひどい暴力が振るわれるのではないかとの恐怖心から、被害者は沈黙し社会問題化されませんでした。その他、加害者が二重人格的である(暴力をふるったあと優しくなる)、アルコール中毒その他の薬物中毒患者である、精神障害をもっている、などの理由で訴えることが出来ないケースもあります。さまざまな理由で表面化しにくい厄介な犯罪です。
しかし、女性運動の広まるなか社会問題化され、DV防止法もでき、各地域に対応窓口も設けられているので、まずそこに相談することで解決できる環境は整いつつあります。
柏市には、2000年に「電話ホットライン」を開設し、2002年から民間シェルターを運営する「NPO法人かしわふくろうの家」(民間)が設立されています。
資料:
- 「配偶者からの暴力被害者支援情報」(男女共同参画局)
- 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)
- 女性に対する暴力をなくす運動(毎年11月12〜25日・人権擁護局)
