ガラスの天井 glass ceiling
グラスシーリングという言葉はアメリカで広く使われています。アメリカでは管理職の4割を女性が占めていますが、その女性たちがグラスシーリング、つまり「ガラスの天井」に阻まれてトップの座に手が届かないという状況を意味しています。
日本では管理職に占める女性の割合は、10.1%(総務省「労働力調査」平成16年)で、国際的にも極めて低い水準です。日本では依然として男性=基幹業務、女性=補助業務に分離され、昇進・昇格のルールも明確に示されていません。研修などのチャンスも閉ざされ、女性のチャレンジ自体に道が開かれていないのが実情です。また家事・育児・介護などの家庭責任を女性が負わされており、働き続けたいと願う女性労働者の意欲を阻んでいます。
男女雇用機会均等法は、性別により差別することがないよう機会の平等をうたっていますが、結果の平等については明文化していません。昇進・昇格を望む女性は増加していますが、「ガラスの天井」という意識さえないのが、日本の働く女性たちの現状です。
資料:
- 「男女共同参画白書 平成17年版」> 管理職に占める女性の推移(男女共同参画局)
(2005年12月追補)
