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クオータ制  quota system

積極的に性差別をなくすために、暫定的にとられる制度です。
女性問題では、政策決定機関での男女間の格差を積極的に是正するための方策で「割り当て制」といいます。
国会議員など政治家や国の審議会、公的機関の議員・委員の人数枠を、制度として割り当てることで、男女の比率に偏りが無いようにするものです。

ノルウェーでは、1988年に「4人以上の構成員からなるすべての審議会・委員会・評議会などは任命・選挙を問わず、一方の性が40%以下となってはいけない」というクオータ制を導入しました。クオータ制は欧州諸国以外にも広がり、すでに南アフリカ共和国、インドなどで採用。
韓国では2002年度の統一地方選から比例区選挙に導入されました。2004年度の国政選挙では、1人3票制で一票は必ず女性候補者のなかから選ぶというクオータ制です。
法制化や政党綱領などで何らかのクオータ制を導入している国は、約100ヵ国となっています(IDEA 2005年11月現在)。

列国議会同盟(IPU=Inter-Parliamentary Union、本部ジュネーブ)が発表している各国の女性議員比率ランキング(二院制の国は下院、日本は衆議院が対象)によると、国会における女性議員比率が最も高いのは、ルワンダの48.8%。スウェーデン45.3%、ノルウェー37.9%、フィンランド37.5%、デンマーク36.9%、がこれに続いています(IPU 2005年10月30日現在)。

日本ではクオータ制は実施されておらず、衆議院の女性議員比率は9%、187ヵ国中132位となっています。日本の女性議員比率は、アジアの平均値15.7%よりもかなり低いことから、政策決定の場に女性がもっと参画できるような方策が望まれます。

資料:

(2005年11月追補)

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