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リプロダクティブ・ヘルス/ライツ reproductive health/rights

「性と生殖に関する健康と権利」と訳され、女性が生涯にわたって身体的、精神的、社会的に良好な状態であることを指しています。このリプロダクティブ・ヘルスを享受する権利をリプロダクティブ・ライツといいます。

1994年にカイロで開かれた国際人口開発会議において、
(1)女性自らが妊孕性(にんようせい;妊娠する能力)を調節できること
(2)すべての女性において安全な妊娠と出産が享受できること
(3)すべての新生児が健全な小児期を享受できること
(4)性感染症の恐れなしに性的関係が持てること
の4つを基本とした「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の概念が提唱されました。性と生殖に関する健康、生命の安全を女性のライフサイクルを通して、権利として捉えようという概念です。

「私のからだは私のもの」「産む・産まないは女性の自己決定」ということばは、当事者である女性自らが自己決定することを表しています。この権利の獲得は、安心して産める社会・産みたい社会を作るためのものです。

わが国では、1999年に低用量経口避妊薬(ピル)が解禁されたことにより、従来の男性側からの一般的な避妊に頼っていた女性は、いつ何人子どもを産むかどうかの自己決定権を認められた形となりました。

リプロダクティブ・ヘルス/ライツは、不妊、人工授精、代理出産、性感染症、HIV/エイズ、性暴力、買売春、中絶、中絶による刑法の堕胎罪など、さまざまな問題を幅広く含んでいます。男女が性の知識を正しく得ることが大切で、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの観点からの性教育を推進していく必要があります。

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