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合計特殊出生率 TFR total fertility rate

厚生労働省「人口動態統計」における指標。一人の女性が一生の間に生む子どもの数の目安として用います。

指標の算出は、ある一年間において、再生産年齢(15〜49歳)にあたる女性の出生率を年齢ごとに計算し、それらを合計する「期間合計特殊出生率(※1参照)」を用いるのが一般的です。簡単に説明しますと、ある年、30歳の女性が100万人、30歳の母から生まれた子どもが50万人だとすると、
「50万人(30歳の母から生まれた子どもの数)÷100万人(30歳女性全体の数)=0.5」
この0.5が、その年の30歳の出生率であり、これを15歳から49歳の各年齢で計算します。

一般に少子化問題との関係でこの数値が使われます。日本の合計特殊出生率は 1975年に2.00を下回って以来、低下を続けています。1989年には、出産が少ないいわゆる丙午(ひのえうま)の1966年をついに下回って、戦後最低の1.57となり「1.57ショック」とよばれました。この頃から「少子化」が社会問題として認識されるようになりました。その後も低下傾向は止まらず、2006年6月には1.25と発表されました(※2)。人口を維持するために必要な合計特殊出生率は、2.08と言われています(人口置換水準)。

なお、一般に「出生率」というと、この「合計特殊出生率」を示すことが多いのですが、これとは別に「(普通)出生率」という指標も使われることがあります。
(普通)出生率 (crude birth rate;CBR)
  1年間の出生数÷10月1日現在推計人口(総務省統計局)×1,000人
(人口1,000人あたり、1年間に何人生まれたかを示す。資料※3参照)

合計特殊出生率2005年まで
(厚生労働省「人口動態統計」から作成)

資料:厚生労働省「人口動態統計」から

(2006年6月追補)

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